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Web業界はやめておけ!8年間働いてみた過酷さとやりがい紹介

2021年7月4日

 

悩む人
Web業界って過酷で、やめておくべきと聞いたけど、働いてみての楽しさや過酷さを経験者から実際に聞いてみたいです。また、Web業界で働いている人の人柄やどんな人が働いているのかも聞いてみたいです。

 

こんな悩みに答えます。

 

本記事の執筆者

Web業界で8年間働いており、フロントエンジニア/Webコンサルタントを経験し、今ではWebディレクターとして働いております。また、現在ではWebディレクターとして働きつつ、副業でブログを運営をしており、副収入で月5桁ほど稼いでいます。

 

本記事の内容

  • Web業界はやめておけと言われる理由
  • Web業界で働く楽しさとメリットは?
  • Web系の仕事に必要なスキルや資質

 

Web業界といっても『ライター・マーケター・デザイナー・エンジニア・ディレクター』とあらゆる職種がありますよね。

 

Web業界では、いろんな職種があり、『Web業界の今後』は明るいといった記事をよく目にします。また、Web業界で働くことでWebライターやブログといった基礎スキルを得ることができて、副業で収入を得やすいメリットもあります。

 

とはいえ、『Web業界は過酷だからやめたい』『憧れのWeb業界に入ったけど残業が多くて大変』『昇進ができない』といった悩みがでてくのではないでしょうか。

 

Web業界は過酷ですが経験やスキルがあれば、同じWeb業界を経験していれば違う職種に移りやすくスキルを活かしやすい業界です。本記事では、そんなWeb業界はやめておけと言われる理由と、Web業界で働くメリットについて僕の経験をもとに紹介します。

 

もし『Web業界で働きたい!これからWeb業界で働くことを考えていて働く楽しさを理解したい!』と思っている方がいましたら、本記事を参考にしてみてください。

 

前置きが長くなりましたが、早速始めていきます。

 

Web業界はやめておけの前に職種を紹介

Web業界はやめておけの前に職種を紹介

 

Web業界で働く際の前提知識として、職種とそれぞれの特徴について紹介します。

Web業界の職種をすでにご存知の方は読み飛ばしてください

 

Web業界は名前の通りWebサイトの企画・制作、運営をする仕事であり制作工程において活躍します。Web系の職種は仕事内容や役割がそれぞれ異なり主に以下に分類されます。

 

指揮系(ジェネラリスト)

  • Webプロデュサー
    制作から運営まで全てのフローを統括管理する。
  • Webプランナー
    Webサイトの方向性を決めて全体的な企画設計を行う。
  • Webマーケター
    Web上の顧客獲得と販売促進の戦略、企画を練る。
  • Webディレクター
    サイトの企画立案や制作・運用を担当する。

 

作業系(スペシャリスト)

  • Webデザイナー
    Webサイトのデザインを制作する。
  • Webエンジニア
    Webアプリケーションなどの設計から運用・保守を担当する。
  • Webライター
    Webサイト上の文章・リライトをする。

 

Web業界では、現在に指揮を出すメンバーやプロジェクト全体を統括する役割など細かく分類されます。

 

なおWebプロデューサー・Webプランナーの仕事をWebディレクターがまとめて対応してしまうことがありますよ。
KEI

 

作業系のWebデザイナー、Webエンジニアはサイト上のデザインやWeb全般の制作・開発を行います。制作・開発をするにあたってデザインスキルや編集ソフトを使用するためWeb特有の専門性が必要で、スペシャリストとして現場では活躍します。

 

なお、Webデザイナー・Webマーケターの違いそれぞれの役割については、以下記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。

 

WebデザイナーとWebマーケターなるならどっち?2つの違いも紹介

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Webディレクター・Webマーケターの違いについては以下記事からどうぞ!

 

【意外と知らない?】WebディレクターとWebマーケターの違いは?

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Web業界はやめておけと言われる本当の理由


Web業界はやめておけと言われる本当の理由

 

まずは、Web業界あるあるだと思いますが『Web業界』をネットで調べると、以下のようなネガティブキーワードが目立ちます。

 

・Web 業界疲れた

 ・Web業界やめとけ

 

Web業界でこういったキーワードが検索される理由として以下があります。

 

  1. 残業が多い
  2. 精神的・肉体的にハード
  3. Webに求められる期待値が高まっている
  4. クライアントから無茶振りをされる
  5. 最新のWeb/ITトレンドを常にキャッチアップしないといけない
  6. WebIT人材不足になっている

1つずつ順番に解説していきます。
KEI

 

1. 残業が多い

 

Web業界では、あるあるかと思いますが、納期がタイトになりがちです。

 

というのも、社内での人手不足や、クライアントからの急な要件変更で納期がタイトになるからです。

 

当初、作っていたスケジュールの意味がなくなるなんてことはよくありますし、ただ納期に向かって、その場しのぎで対応するなんてことも増えてきます。

 

Webディレクターが間に入ってハンドリングをするのですが、人手が不足して、一人で回せなくなることなんて結構ありますよ...。
KEI

 

そんなのが続くと、社員一人に対する仕事量が多くなり残業が増えるのも無理がありません。

 

2. 精神的・肉体的にハード

 

残業が増えれば、だんだん精神的・肉体的にハードになってきます。

はじめは残業してても苦にはならないのですが、気づいたら終わらない仕事量になっていることがWeb業界では日常茶飯事です。

 

特に、Webデザイナー・コーダーは、残業が多くなりがちです。

 

というのも、Web業界はピラミッド構造になっていることがありまして、業務を下請け会社に任せることがあるからです。

 

参照元:【徹底調査】IT業界は離職率が高い?ブラック企業に転職しない方法とは

 

大企業からの依頼がそのままエスカレート式で、下請け会社のデザイナー・コーダーにしわ寄せが集まります。

 

そうなってくると、現場のデザイナーやコーダーに負担がかかってくるのは当然ですよね。

 

最近ですと、福利厚生が充実している会社も増えてこういった負担もなくなってきているように感じますが。。
KEI

 

Web業界のこういった構造が労働時間を増やすきっかけになり、チリ積もで日に日に辛くなって、精神的・肉体的にハードになってきます。

 

3. Webに求められる期待値が高まっている

 

Webを使って、実現できることが年々増えています。

 

ちょっと前にWebでできなかったことが、今ではWeb上で簡単に実現できることが結構あります。
KEI

 

Webの表現が広がれば、クライアントからWeb上で実現したい要望や期待値も高まりますよね。期待値が高まればWeb業界で働いている人は、それだけ日々の情報収集は必要になってきてます。

 

こういった時代の流れに合わせて、クライアントの期待に応えるよう日々試行錯誤しながら提案していくのが大変です。

 

4. クライアントから無茶振りをされる

 

Web業界で働くと、クライアントから予期せぬ依頼がくることがあります。実際に僕の経験として、当日に連絡が来て当日に対応しないといけないといった案件もありました。

 

Web業界は他の業界に比べても比較的新しい業界です。

新しい業界であるため進め方や依頼方法を理解できないクライアントを相手にすることも往々にしてあります。

 

そんなクライアントを相手することが、ストレスを感じWeb業界で働くのはやめておけと言われる要因なのかもしれません。

 

5. 最新のWeb/ITトレンドを常にキャッチアップしないといけない

 

WebIT業界の流れは早く最新のトレンドを常にキャッチアップしないといけません。

 

最新トレンドを常に学び続けるのが苦痛に感じる方ですと、Web業界で働くのはやめておけと言われてしまう原因かもしれません。

 

6. WebIT人材不足になっている

 

Web業界に限った話ではありませんが、DX化が進むことによってIT人材の不足が心配されています。

 

実際に2030年には最大12兆円/年の損失があると言われており、少ない人数で運用を回していく必要があり一人の業務負担が問題になる可能性があります。

 

Web・IT企業に就職しても能力のある社員への業務が集中し負担になるため、Web業界はやめておけと言われてしまうのかもしれません。
KEI

 

しかしながら、Web業界の需要は今後も変わらず高いと考えられており、高いスキルや経験があることでWeb業界の市場で優位に立つことができ、高収入を得られるチャンスにもなります。

 

Web業界で働く楽しさとメリットは?

Web業界で働く楽しさとメリットは?

 

Web業界で働く楽しさやメリットは以下の通りです。

 

Web業界で働く楽しさ

・1. まだまだ市場がある(伸びしろがある)

・2. ベンチャー企業が多い

・3. 固有のスキルが身につく

 

1つずつ順番に紹介します。

 

1. まだまだ市場規模がある

 

Web業界の市場はまだまだあります。

以下は、「株式会社矢野経済研究所」の国内のインターネット広告市場の調査結果です。

 

参照元:インターネット広告市場に関する調査を実施(2019年)

 

上記の通り、インターネット市場は、年々拡大をしています。

 

Web業界はこれからまだまだ伸びていくと予想されますし、Webに関する仕事の相談も増えていくと考えられます。

 

需要が伸びていくのと同時に、求められるスキルやWebに関する求められる領域も増えてきているので、個人ができることはまだまだ沢山あります。

 

2. ベンチャー企業が多い

 

Web業界というと、比較的新しいベンチャー企業が多いです。

 

求人サイトなんかを見ると、2000年以降に設立した企業さんが求人募集しているのをよくみます。
KEI

 

また、そういった若い会社では、福利厚生の充実やフレックスタイム制度の導入、服装自由を取り入れている会社さんも多いです。

 

実際、自分が転職活動をしてWeb関連の企業を探す時には、『リモートワーク導入』をしていたり、自由な働き方を取り入れている会社さんが結構ありました。

 

今までの硬い働き方や仕事環境が嫌であれば、Web業界で働くことで結構自由にできるので、Web業界ならではの楽しさを感じられると思います。

 

3. 固有のスキルが身につく

 

この後紹介しますが、Web業界で働くことで身につくスキルが結構たくさんあります。

 

・プログラミング

・デザイン

・Webライティング

・Webマーケティング力

 

また、これらのスキルを身につけておくことで、転職で有利に働き、他の企業でアピールできるポイントにもなります。

 

つまり、キャリアアップするのにもWeb業界で働くメリットがあるわけです。

 

1つのスキルが身についたら、次のステップへ上がるチャンスもありますし、スキルがどんどん積み上がることで、個人としての成長ができます。

 

Web業界で求められるスキルはたくさんあるので、スキルを1つ1つ身につけられると『やりがい』や『楽しさ』を日々感じられると思います。

 

Web系の仕事に必要なスキルや資質

Web系の仕事に必要なスキルや資質

 

Web系の仕事に必要なスキルや資質は、以下の通りです。

 

Web系の仕事に必要なスキル

・1. 職種ごとに必要な固有のスキル

・2. 最新のトレンドに敏感

・3. セルフスターター

 

6年間働いてみて思ったWeb業界に必要なスキルや資質を1つずつ紹介します。
KEI

 

1. 職種ごとに必要な固有のスキル

 

デザイナーであれば、デザインのスキルや、プログラマーであればコーディングスキルが必要になってきます。

 

また、Webマーケティングの職種であれば、SEOやWeb広告、SNSを使って集客するための戦略を考える能力が求められます。

 

僕の場合ですとWebディレクターという職種でして、Webサイトの品質管理スケジュールの作成や調整能力が必要です。
KEI

 

専門学校でプログラミングやデザインのスキルを学ぶこともできますし、今ですとオンラインスクールを使って固有のスキル学習ができます。

 

Web業界の中でも進みたい職種に合わせて、スキルを習得するのが必要です。

 

2. 最新のトレンドに敏感

 

最新のトレンドに敏感であることもWeb業界で働くのに必要です。

 

日々変わっていく中で、好奇心を持って柔軟に取り入れるマインドがあるとWeb業界では、楽しく働くことができると思います。

 

逆に、最新のトレンドを受け入れず今までのやり方に固執していると、Web業界で楽しいと思って働くのは難しいかもしれません。

 

新しい技術を使って、Webの課題を解決できないかを考えるのがWeb業界で働くのに必要なスキルだと思います。

 

3. セルフスターター

 

Web業界では、上司からの指示を待っているだけでは、生き残るのが難しい部分があり、積極的に問題を解決しようとするスキルが必要だなと感じます。

 

というのも、Web業界・IT業界は、変化が激しいので、どれが正解か?正直分からないからです。

 

なので、とりあえずやってみてダメだったら、違うやり方を考えて実行することを繰り返すことが多いですね。

 

Web業界で楽しいと思えることは、課題を発見して解決して、それが数字に明確に出るとやりがいや楽しさを感じられることです。

 

Web系の仕事は楽しいのでオススメです!

Web系の仕事は楽しいのでオススメです!

 

ここまで、Web業界の楽しさや必要なスキルを紹介しました。

 

ポジショントークみたいになってしまいましたが、僕自身Web業界で働けてよかったと今でも感じていますし事実です。

 

もちろん楽しいことばかりではなく辛いこともありますが、Web業界に限らず仕事をしていると1つや2つ嫌なことがあるのは当然だと思います。
KEI

 

ただ、Webの知識が全くなかった自分が、6年間働けているのはWebの将来性や働いて楽しさを感じられるからです。

 

未経験でWeb業界で働くのは大変そう・・・』と思うかもしれませんが、逆に若いうちからWeb業界で働くといろんな知識を早く習得することができるので、メリットがたくさんあります。

 

何より、任される領域が多くこれからの可能性を考えますと、Web業界は楽しく働けるのではないかと思います。

 

もし本記事を読んで、Web業界で働く楽しさが少しでも伝わりましたら幸いです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

  • この記事を書いた人

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当ブログは、『シンプルで見やすい記事を発信!』をモットーに「ブログ・WordPress」などWebに関する役立つ情報を発信していきます。【経歴】▶︎Webディレクター就職(歴8年)(コーディング・SEOが好きです!)▶︎ブログ開設

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