
こんな悩みに答えます。
本記事の執筆者
新卒でWebディレクターとして入社し現在Webディレクター歴8年目になります。8年間働いてみて僕自身が感じたこと、周りのWebディレクターを見て向いている人・向いてない人の特徴を紹介できます。
webディレクターでしたら、『向いていないな...』『もっと自分に合った仕事があるのではないか?』と1度や2度思ったことがあるのではないでしょうか?

仕事をしていると自分には向いていない仕事だなと感じる誰でも瞬間はあると思います。しかしながら、その中でもWebディレクターの仕事は特に向き・不向きが分かりづらい職種の1つです。
本記事ではそんな8年間働いてみて感じた『Webディレクターに向いている人』『向いていない人』の特徴をそれぞれ紹介します。
『これからwebディレクターとして目指す人』『webディレクターとして働いている人の特徴はどんな人?』と考えている方の参考になりましたら幸いです。
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Webディレクターに向いている人の特徴
Webディレクターに向いている人の特徴
Webディレクターに向いている人の特徴は以下です。

1. 人とのコミュニケーションが好き
webディレクターは、『クライアント(お客さん)』と『現場制作スタッフ』の間に入って要件を決めたりメンバーを指揮します。
そのため、年齢や性別関係なく色んな人とコミュニケーションをする機会があります。
例えば、コミュニケーションが必要な場面は以下です。
- 進行しているプロジェクトを現場スタッフに共有する
- ヒアリングした要件をプロジェクトメンバーに共有する
- クライアントの要望が無理であれば、納得してもらうように説明する
他にもありますが、webディレクターは多くの人とコミュニケーションをします。
なので、人とコミュニケーションが好きな人であればwebディレクターは適正だと思います。
2. マルチタスクをこなせる
webディレクターはマルチタスクをこなす能力も必要です。
やることが同時並行で動いても、管理がしっかりできて作業の優劣をつけることができる方は、ディレクターに向いています。
3. 自分で考えて行動できる
誰かからの指示を待つのではなく、自ら考えて行動できる人もWebディレクターに向いています。
というのも、ディレクターは次にやることを予測して、クライアントへの確認や制作メンバーへの指示出しをするからです。
ディレクターが、次にやることを考えて自発的に行動できなければ、プロジェクトは進行しません。
率先して行動できるのは、クライアントからも重宝される要素の1つだと思います。
4. 細かいことに気がつく
webディレクターは、時として神経をものすごく使うメンドウな作業をすることもあります。
サイト公開前に1つでも抜け漏れがあることで、問題にもなるので、かなり神経を使って細かくチェックする必要があります。

細かい作業が平気な人はディレクターとしてストレスを感じず働けるのかなと思います。
5. 問題解決能力が高い
問題に直面した時に、筋道を立てて考えるのが得意な方は、ディレクターに向いています。
なぜなら、ディレクションをしていると悩ましい場面に直面することが多々あるからです。
例えば、『スケジュールの遅延が発生していて、どこでリカバリーするか?』『緊急対応が重なった場合の優先度を決める』など。
問題に直面してもベストな最善策を探して、問題解決できるのはディレクターに向いている要素の1つだと思います。
6. やり抜く力がある
案件を最後までやり抜く力もディレクターとして必要なスキルです。
大規模なサイト公開であれば、長い期間プロジェクトに参画するため忍耐力が求められます。
正直、その間にストレスを感じること嫌なことがあり、投げ出したくなることが多々あります。
それでもめげずに取り組めて、プロジェクトを最後までやり抜けるのは、ディレクターに向いているなと感じます。
最後まで地道にコツコツこなせるのはディレクターとして強いです。
7. 学ぶ意欲がある
数年前に流行ったWebトレンドが、数年後には時代遅れになっていることがよくあります。なので、少しでもIT技術の勉強を怠るとついていけなくなります。
また、理解した内容をクライアントに提案してアウトプットする必要があるため常に幅広い知識を蓄えておくのが大切になってきます。
ITの進化に敏感で、最新のwebトレンドやテクノロジーを学ぶのが好きな人であればWebディレクターは向いていると感じます。
8. オン・オフの切り替えが上手な人
Webディレクターはプレッシャーを感じる仕事です。日々のタスクが並行して進むため、現状の進捗状況を細かく管理したりデザイナー・コーダーへの指示だしをする必要があります。

そんな忙しい毎日の中に仕事とは関係ない自分の趣味を持っている人はWebディレクターに向いています。
ジョギングを趣味にしたり、サウナに行って軽い汗を流してオフの時間を大切にすることは日々のパフォーマンスを維持するのに必要不可欠です。
負担の多い仕事であるからこそ、切り替えが上手でオフの時間を大切にしている方はWebディレクターに向いています。
Webディレクターに向いていない人の3つの特徴
Webディレクターに向いていない人の3つの特徴
最後に、Webディレクターに向いていない人の特徴を簡単に紹介します。
Webディレクターに向いていない人の特徴
1つずつ順番に紹介します。
1. 一人でコツコツ作業するのが好き
コツコツ集中して何かをやるのが好きな方は、ディレクターは不向きな感じがします。Webディレクターは、時間を確保して1つの作業に集中して取り組むことが難しいからです。
例えば、午前中は会議やクライアントからの連絡の対応をしたり、午後はクライアント先に訪問する...。と続くことがあります。

変則的な仕事が苦手でどちらかというとコツコツ作業するのが好きな方であれば、メンドウだなと思うかもしれません。
2. 自分の意思を強く持ちすぎる
『自分の意思』を持ってクライアントと接することは大事だなと思います。
というのも、自分の意思・意見を何も持たず、クライアントからの依頼をそのまま制作スタッフに渡すだけでは連絡係になってしまうからです。
なので、自分の考えや意思を持って、クライアントと話すのは大切だなと思います。ただ、クライアントの要望をすぐに否定したり、制作スタッフの意図を聞かずに、自分の意思を曲げないのも問題なのかなと。
時として自分の意思を捨てて、クライアントや制作スタッフの声を聞いて両者が納得する形に話を進めていくのが大事だと思います。
相手の意見を尊重して臨機応変に対応できる方は、Webディレクターに向いている気がします。
3. コミュニケーションが苦手
『人とのコミュニケーションが苦手な人』は向いていないかもしれません。
新規クライアントからWeb制作の相談があれば、初めてお会いするクライアントであってもコミュニケーションをしなければいけません。また、社内のプロジェクトメンバーが困っていれば、積極的に声をかけたりして相談する配慮も必要です。
逆に言いますと、Webディレクターは色んな人と関わることができますので、コミュニケーション能力を上げられるのがメリットの1つだと言えます。
『色んな人と会ってコミュニケーションするのが好きじゃないかも』と感じる方は、ディレクターは向いていないかもしれません...。
Webディレクターが向いていないと思ったときの対策
Webディレクターが向いていないと思ったときの対策
誰しもWebディレクターという職種を選んだら、『自分はWebディレクターに向いてない...』と思うことはあります。
Webディレクターに向いていないと思った時にできる対策は以下です。
Webディレクターが向いていないと思った時の対策

1. Webディレクタースクールでスキルを磨く
Webディレクターに向いてないと思う理由の1つに現場のコーダーやデザイナーと意思疎通がうまく取れないことがあります。
- 意図したことが制作者に伝えられない
- 伝えたつもりが全然違うデザインが上がってきたりする
- 緊急な依頼があっても冷静に指示ができない
- コーダー・デザイナーとのやり取りがいつも非効率
Webの知識がない新人時代にこういったことがよくあり、一番きつく感じるかもしれません。
もちろん現場での経験を重ねることで、コーダー・デザイナーへの依頼方法が理解でき、効率的に進められるようになります。
ディレクターとしてスキルと自信を一緒につけるのであれば、Webディレクタースクールに通ってみるのも1つの方法です。

現在では、本業で活かせるスキルが身につくだけではなく、副業で稼げるまでのWebスキルを習得できるスクールがいくつもあります。
Webディレクターにおすすめのスクール
- TechAcademy [テックアカデミー]
※最短4週間でWebマーケターに!コースが豊富!
- デジプロ
※受講者数No.1!現役プロが直接指導 - マケキャン
※転職成功率98%。充実したサポート体制 - ワナビーアカデミー
※ユーザー満足度No.1!実務に必要な基礎学習が可能! - ウェブマークス
※SEOに特化!収入アップ者多数! - キュービックマーケティングアカデミー
※最短3ヶ月でWebマーケター!充実した転職サポートあり!
上記のスクールについては【評判は?】おすすめのWebディレクタースクール6選を比較【未経験OK】で詳しく紹介していますのでご覧ください。
2. ITに強い転職エージェントに聞いてみる
会社の文化や方針が合わなかったりして、Webディレクターが嫌というより『その会社が好きではない=Webディレクターが嫌い』と錯覚してしまうこともあります。
自身の性格・スキルが企業が求めているWebディレクター像とマッチしているのかを見極めなければなりません。
またWebディレクターは、
- UI/UX系
- マーケティング・企画系
- コンテンツの運用管理
- 営業系
といった、上記のジャンルに分類されると言われています。
日々のコンテンツ運用や管理を得意としているのに、営業系のディレクターをやっていれば、Webディレクターに向いていないと思うかもしれません。
そのためWebディレクターの中でも、どの領域に強くて得意なのかを見極める必要があります。
その会社の企業文化が異なっていたり、Webディレクターの中でもどの種類に向いてそうなのか、第三者の転職エージェントに相談してみて判断してみるのが方法です。
おすすめの転職サイト・エージェント
・レバテックキャリア
※IT・Web業界に特化した転職エージェント。業界知識豊富。
・doda
※エージェントからの転職活動のサポート・適職診断あり。業界トップクラスの求人数。
・マイナビクリエイター
※クリエイティブ業界に特化した求人が多数。IT・Web専門の転職エージェント。
※複数転職エージェントに登録すると様々な情報を受け取り混乱するので、気になった転職エージェント1つに登録して聞いてみるのがオススメです。

それ以外のWebディレクターにおすすめの転職エージェントについては、以下で詳しく紹介していますのでチェックしてみてください。
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3. 信頼できる上司に相談する
尊敬する上司に相談するメリットとして、以下があります。
- 的確なアドバイスをしてくれる
- 案件の進めかたを教えてくれる
Webディレクターが、向いていないと思ったときに先輩社員の考え方を教えてもらうことで、仕事の進め方を理解できるようになりました。
悩みゴトを相談し、伝えることで信頼できる上司でしたら相談にのってもらえるはずです。話を聞いてみると、先輩社員も過去に同じ悩みを経験しており的確なアドバイスをもらえたりします。

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Webディレクターに向いている人・向いていない人:まとめ
Webディレクターに向いている人・向いていない人:まとめ
今回は、Webディレクターに向いている人・向いてない人について、僕の経験をもとに紹介しました。
最後にご紹介した内容をおさらいします。
webディレクターに向いている人
- 人とのコミュニケーションが好き
- マルチタスクをこなせる
- 自分で考えて行動できる
- 細かいことに気がつく
- 問題解決能力が高い
- やり抜く力がある
- 学ぶ意欲がある
webディレクターに向いていない人
- コツコツ何かをやるのが好き
- 自分の意思を強く持ちすぎる
- コミュニケーションが好きではない
最後に、自分がディレクターに向き・不向きか周りに相談できる人がいないと分からない場合は、転職エージェントに自分の適正を相談するのが一番です。

ディレクターといってもやることが異なったり、ポジションによって自身の得意不得意が変わってくるので、向き不向きも変わります。
今のWebディレクターとしてのポジションが自身に向いているか気になりましたら、以下の転職エージェントに無料相談して悩みを聞いてみてください。
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※IT・Web業界に特化した転職エージェント。業界知識豊富。
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※エージェントからの転職活動のサポート・適職診断あり。業界トップクラスの求人数。
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※クリエイティブ業界に特化した求人が多数。IT・Web専門の転職エージェント。
本記事が役に立ちましたら幸いです。
ここまで読んでいただ、きありがとうございました!
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