Webディレクター

webディレクターが向いている人・向いていない人の特徴10選

2020年7月19日

 

悩む人
webディレクターに興味があるけど、どんな人が向いているのかな?また、webディレクターとして働いているが自分が向いてないんじゃないかと不安になる...。

 

こんな悩みに答えます。

 

こんな方におすすめ

  • どんな人がwebディレクターに向いているのか知りたい
  • webディレクターに興味あるけど自分が向いているのか不安
  • ディレクターに不向きなのではないかと不安

 

webディレクターでしたら、『向いていないな...』『もっと自分に合った仕事があるのではないか?』と1度や2度思ったことがあるのではないでしょうか?

 

僕は、約5年ほどwebディレクターとして働いていますが、新卒で入社して3年間は自分には向いていない職種だと何度も思っていました(正直、今でも思いますが...)

 

どの職種にも言えることだと思いますが、Webディレクターは特に向き・不向きが分かりづらい職種です。

 

そこで、本記事では8年間働いてみて感じた『Webディレクターに向いている人』『向いていない人』の特徴をそれぞれ紹介します。

 

これからwebディレクターとして目指す人』『webディレクターとして働いている人の特徴はどんな人?』と考えている方の参考になりましたら幸いです。

 

それでは、早速始めていきます。

 

 

Webディレクターに向いている人の特徴

Webディレクターに向いている人の特徴

 

Webディレクターに向いている人の特徴は以下です。

 

  1. 人とのコミュニケーションが好き
  2. マルチタスクをこなせる
  3. 自分で考えて行動できる
  4. 細かいことに気がつく
  5. 問題解決能力が高い
  6. やり抜く力がある
  7. 学ぶ意欲がある

 

1つずつ順番に紹介します。
KEI

 

1. 人とのコミュニケーションが好き

 

webディレクターは、『クライアント(お客さん)』と『現場制作スタッフ』の間に入って要件を決めたりメンバーを指揮します。

 

そのため、年齢や性別関係なく色んな人とコミュニケーションをする機会があります。

 

例えば、コミュニケーションが必要な場面は以下です。

  • 進行しているプロジェクトを現場スタッフに共有する
  • ヒアリングした要件をプロジェクトメンバーに共有する
  • クライアントの要望が無理であれば、納得してもらうように説明する

 

他にもありますが、webディレクターは多くの人とコミュニケーションをします。

 

なので、人とコミュニケーションが好きな人であればwebディレクターは適正だと思います。

 

2. マルチタスクをこなせる

 

webディレクターはマルチタスクをこなす能力も必要です。

 

1人のディレクターが複数案件を同時にこなすことが多いので、タスクを細分化したり、優先して取り組むタスクを調整したりします。

 

やることが同時並行で動いても、管理がしっかりできて作業の優劣をつけることができる方は、ディレクターに向いています。

 

3. 自分で考えて行動できる

 

指示を待つのではなく、自分から考えて行動できる人もディレクターに向いていると思います。

 

というのも、ディレクターは次にやることを予測して、クライアントへの確認や制作メンバーへの指示出しをするからです。

 

ディレクターが、次にやることを考えて自発的に行動できなければ、プロジェクトは進行しません。

 

率先して行動できるのは、クライアントからも重宝される要素の1つだと思います。

 

4. 細かいことに気がつく

 

webディレクターは、時として神経をものすごく使うメンドウな作業をすることもあります。

 

というのも、Webディレクターはサイト公開前に『リンク切れチェック』や『反映漏れ』などのサイトの細かい品質チェックをするからです。

 

イト公開前に1つでも抜け漏れがあることで、問題にもなるので、かなり神経を使って細かくチェックする必要があります。

 

僕はこのマルチタスクが正直苦手です...(汗)
KEI

 

細かい作業が平気な人はディレクターとしてストレスを感じず働けるのかなと思います。

 

5. 問題解決能力が高い

 

問題に直面した時に、筋道を立てて考えるのが得意な方は、ディレクターに向いています。

 

なぜなら、ディレクションをしていると悩ましい場面に直面することが多々あるからです。

 

例えば、『スケジュールの遅延が発生していて、どこでリカバリーするか?』『緊急対応が重なった場合の優先度を決める』など。

 

問題に直面してもベストな最善策を探して、問題解決できるのはディレクターに向いている要素の1つだと思います。

 

6. やり抜く力がある

 

案件を最後までやり抜く力もディレクターとして必要なスキルです。

 

大規模なサイト公開であれば、長い期間プロジェクトに参画するため忍耐力が求められます。

 

正直、その間にストレスを感じること嫌なことがあり、投げ出したくなることが多々あります。

 

それでもめげずに取り組めて、プロジェクトを最後までやり抜けるのは、ディレクターに向いているなと感じます。

 

最後まで地道にコツコツこなせるのはディレクターとして強いです。

 

7. 学ぶ意欲がある

 

数年前に流行ったWebトレンドが、数年後には時代遅れになっていることがよくあります。

 

なので、少しでもIT技術の勉強を怠るとついていけなくなります。

 

また、理解した内容をクライアントに提案してアウトプットする必要があります。

 

ITの進化に敏感で、最新のwebトレンドを学ぶのが好きな人であれば、ディレクターは向いていると感じます。

 

Webディレクターに向いていない人の3つの特徴

悩んでいる写真Webディレクターに向いていない人の3つの特徴

 

最後に、Webディレクターに向いていない人の特徴を簡単に紹介します。

 

Webディレクターに向いていない人の特徴

  1. 一人でコツコツ作業するのが好き
  2. 自分の意思を強く持ちすぎる
  3. コミュニケーションが好きではない

 

1つずつ順番に紹介します。

 

1. 一人でコツコツ作業するのが好き

 

コツコツ集中して何かをやるのが好きな方は、ディレクターは不向きな感じがします。

 

ディレクターは、時間を確保して1つの作業に集中して取り組むことが難しいからです。

 

例えば、午前中は会議やクライアントからの連絡の対応をしたり、午後はクライアント先に訪問する...。と続くことがあります。

 

もちろん、毎日続くことはありませんが、同じスケジュール・ルーティーンで業務をこなすことは少ないです。

 

なので、変則的な仕事が苦手でどちらかというとコツコツ作業するのが好きな方であれば、メンドウだなと思うかもしれません。

 

2. 自分の意思を強く持ちすぎる

 

『自分の意思』を持ってクライアントと接することは大事だなと思います。

 

というのも、自分の意思・意見を何も持たず、クライアントからの依頼をそのまま制作スタッフに渡すだけでは連絡係になってしまうからです。

 

なので、自分の考えや意思を持って、クライアントと話すのは大切だなと思います。

 

ただ、クライアントの要望をすぐに否定したり、制作スタッフの意図を聞かずに、自分の意思を曲げないのも問題なのかなと。

 

時として自分の意思を捨てて、クライアントや制作スタッフの声を聞いて、両者が納得する形に話を進めていくのが大事だと思います。

 

なので、相手の意見を尊重して臨機応変に対応できる方は、ディレクターに向いている気がします。

 

3. コミュニケーションが苦手

 

『人とのコミュニケーションが苦手な人』は向いていないかもしれません。

 

先述したように、ディレクターは制作スタッフへの指示やクライアントとのやり取りが日常茶飯事だからです。

 

新規クライアントからWeb制作の相談があれば、初めてお会いするクライアントであっても、コミュニケーションをしなければいけません。

 

また、社内のプロジェクトメンバーが困っていれば、積極的に声をかけたりして相談する配慮も必要です。

 

逆に言いますと、Webディレクターは色んな人と関わることができますので、コミュニケーション能力を上げられるのがメリットの1つだと言えます。
KEI

 

『色んな人と会ってコミュニケーションするのが好きじゃないかも』と感じる方は、ディレクターは向いていないかもしれません...。

 

Webディレクター向いていないと思ったときの対策

Webディレクター向いていないと思ったときの対策

 

誰しもWebディレクターという職種を選んだら、『自分はWebディレクターに向いてない...』と思うことはあります。

 

Webディレクターに向いていないと思った時にできる対策は以下です。

 

Webディレクターが向いていないと思った時の対策

  1. プログラミングスクールで勉強
  2. ITに強い転職エージェントに聞いてみる
  3. 信頼できる上司に相談する

 

1つずつ順番に紹介します。
KEI

 

1. プログラミングスクールで勉強

 

Webディレクターに向いてないと思う理由の1つに現場のコーダーやデザイナーと意思疎通がうまく取れないことがあります。

 

  • 意図したことが制作者に伝えられない
  • 伝えたつもりが全然違うデザインが上がってきたりする
  • 緊急な依頼があっても冷静に指示ができない
  • コーダー・デザイナーとのやり取りがいつも非効率

 

Webの知識がない新人時代にこういったことがよくあり、一番きつく感じるかもしれません。

もちろん現場での経験を重ねることで、コーダー・デザイナーへの依頼方法が理解でき、効率的に進められるようになります。

 

ただ、一から自分の手でサイトを制作してみないと、現場の気持ちが理解できなかったり深く理解するのは難しいです。

 

ディレクターとしてスキルと自信を一緒につけるのであれば、プログラミングスクールに通ってみるのも1つの方法です。

 

仕事終わりにプログラミングスクールに通って勉強するのは大変ですが、乗り越えた後は現場の人との仕事がやりやすくなり「Webディレクターって楽しい」と感じてきます。
KEI

 

おすすめのプログラミングスクールTechAcademy(テックアカデミー)についてはTechAcademy(テックアカデミー)の評判を徹底解説!で紹介しています。興味がありましたらチェックしてみてください!

 

2. ITに強い転職エージェントに聞いてみる

 

会社の文化や方針が合わなかったりして、Webディレクターが嫌というより『その会社が好きではない=Webディレクターが嫌い』と錯覚してしまうこともあります。

 

企業文化が異なるだけで、スピード感を持ってディレクションをするWebディレクターもいれば、企画をじっくり考えて進めるWebディレクターもいます。

 

自身の性格・スキルが企業が求めているWebディレクター像とマッチしているのかを見極めなければなりません。

 

またWebディレクターは、

  • UI/UX
  • マーケティング・企画系
  • コンテンツの運用管理
  • 営業系

といった、上記のジャンルに分類されると言われています。

 

日々のコンテンツ運用や管理を得意としているのに、営業系のディレクターをやっていれば、Webディレクターに向いていないと思うかもしれません。

 

そのためWebディレクターの中でも、どの領域に強くて得意なのかを見極める必要があります。

 

その会社の企業文化が異なっていたり、Webディレクターの中でもどの種類に向いてそうなのか、第三者の転職エージェントに相談してみて判断してみるのが方法です。

 

おすすめの転職サイト・エージェント

レバテックキャリア
※IT・Web業界に特化した転職エージェント。業界知識豊富。

doda
※エージェントからの転職活動のサポート・適職診断あり。業界トップクラスの求人数。

マイナビクリエイター
※クリエイティブ業界に特化した求人が多数。IT・Web専門の転職エージェント。

複数転職エージェントに登録すると様々な情報を受け取り混乱するので、気になった転職エージェント1つに登録して聞いてみるのがオススメです。

 

過去に転職エージェントを利用しましたが、自身の性格に合った企業をいくつか紹介してもらい、いろんな領域のWebディレクターを発見でき視界が広がりましたよ。
KEI

 

3. 信頼できる上司に相談する

 

尊敬する上司に相談するメリットとして、以下があります。

 

  • 的確なアドバイスをしてくれる
  • 案件の進めかたを教えてくれる

 

Webディレクターが、向いていないと思ったときに先輩社員の考え方を教えてもらうことで、仕事の進め方を理解できるようになりました。

 

悩みゴトを相談し、伝えることで信頼できる上司でしたら相談にのってもらえるはずです。

 

話を聞いてみると、先輩社員も過去に同じ悩みを経験しており、的確なアドバイスをもらえたりします。
KEI

 

Webディレクターに向いている人・向いていない人:まとめ

達成感の写真Webディレクターに向いている人・向いていない人:まとめ

 

今回は、Webディレクターに向いている人・向いてない人について、僕の経験をもとに紹介しました。

 

最後にご紹介した内容をおさらいします。

 

webディレクターに向いている人

  • 人とのコミュニケーションが好き
  • マルチタスクをこなせる
  • 自分で考えて行動できる
  • 細かいことに気がつく
  • 問題解決能力が高い
  • やり抜く力がある
  • 学ぶ意欲がある

 

webディレクターに向いていない人

  • コツコツ何かをやるのが好き
  • 自分の意思を強く持ちすぎる
  • コミュニケーションが好きではない

 

最後に、自分がディレクターに向き・不向きか周りに相談できる人がいないと分からない場合は、転職エージェントに自分の適正を相談するのが一番です。

 

僕の場合は、対クライアントではなく、自社サイトのWebディレクターに興味があったので、エージェントさんに要望を聞いてもらい、自分にマッチする企業さんをいくつか紹介してもらいました。
KEI

 

ディレクターといっても仕事の幅が広かったり、得意分野で変わってきますので、向き不向きもその時によって変わってきますよ。

 

 

  • この記事を書いた人

keiblog

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