今回はこんな悩みに答えます。
本記事の執筆者
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Webディレクターでは、ワーヤーフレームを作成することがよくあるのですが、作成する際にPC用のワイヤーフレーム以外にスマホのワイヤーフレームも一緒に作成します。
最近ですと、PC版のWF(ワイヤーフレーム)を作成する以上にスマホ用のワイヤーフレームを作ることが重要視されてきています。本記事では、そんなスマホでワイヤーフレームを作る重要性を紹介し、記事後半で作る上でのポイントについてまとめて紹介します。
また、ワイヤーフレームとは?については、以下記事で紹介しているので参考にどうぞ。
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Web制作に必要なワイヤーフレームとは?作成ポイント6つをご紹介
続きを見る
それでは、早速始めます。
スマホでワイヤーフレームを作る重要性
スマホでワイヤーフレームを作る重要性
パソコン用のワイヤーフレームを作るのですが、それ以上にスマホからワイヤーフレームを作成するのがいいです。
というのも、スマホから作成することで効率がよかったり、パソコンよりスマホの方が重要性が高まってきているからです。
具体的に、
・Googleがレスポンスデザインの重要性を明言している
・スマホユーザーが普及している
こんな感じの理由があるからです。
Googleは、2016年後半にアナウンスした「モバイルファーストインデックス」以降に、モバイル版サイトを評価するようになってきました。
この公表があってからモバイル版に対応していないサイトだと、Googleに評価されずにSEOでの検索順位に影響がでてきます。
また、最近ですと、PCユーザーよりスマホユーザーの増加傾向があります。以下、総務省で発表された内容です。
我が国では、スマートフォンは2010年ころから普及が始まった。スマートフォンの個人保有率は2013年から2017年の間に全体で10%以上増加している(図表4-2-1-3)。
引用:総務省:インターネット利用の広がり
上記の理由から、PCよりスマホのワイヤーフレームを優先的に作成してみるのがオススメです。
スマホのワイヤーフレームを作ることで気づくこと
スマホのワイヤーフレームから作成し始めることで気づくことがあります。
こんな感じでスマホから先に作成してみることで、デザイン設計やレイアウトで気づけることがたくさんあるわけです。スマホユーザー目線でサイトとコンテンツを作成し、それをワイヤーフレームで作成する感じです。
もしスマホ用のワイヤーフレーム作成に悩みましたら以下の書籍が役立ちます。
本書ではスマートフォンで重要な対策を中心に扱っておりスマホでの最適な設計方法を徹底的に解説してくれています。
ぜひご参考にどうぞ!
スマホのワイヤーフレームを作る際の3つのポイント
スマホのワイヤーフレームを作る際の3つのポイント
スマホのワイヤーフレームを作る際のポイントは以下の通りです。
スマホ版ワイヤーフレームを作る際のポイント
・1. モバイルフレンドリーを意識する
・2. タップ・スワイプを意識したデザイン
・3. マテリアルデザインを取り入れる
1. モバイルフレンドリーを意識する
スマホのワイヤーフレームを作成する前には、まずはサイトがモバイルフレンドリー対応しているか確認します。
モバイルフレンドリー対応は、2015年にGoogleが全世界で実装したアルゴリズムです。
メジャーな検索エンジンといえば「Google」ですよね。そのGoogleがWebサイトがモバイルフレンドリー化(スマートフォン対応)していないと、検索順位を下げると公言しています。
参考:
Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル フレンドリー アップデートを開始します
モバイルフレンドリー対応していないサイトであれば、早急にワイヤーフレームを作成して、スマートフォンに最適化されたサイトを公開します。
ちなみに、自サイトがスマホ対応(モバイルフレンドリー対応)しているかは、「モバイルフレンドリーテスト」というGoogle公式のツールで確認ができます!
2. タップ・スワイプ・文字の読みやすさを意識したデザイン
スマートフォンの閲覧に適したページをワイヤーフレーム作成するにあたって意識したいことが主に以下のことです。
- タップしやすい大きさのボタンにする
- ボタンをタップしやすい間隔に設置する
- スマホで見たとき文字数が多くなったときのデザインを考える
- スマホ用のviewportに収まる
ワイヤーフレームを作成してみるときには、スマホの画面サイズを考えてタップしやすいボタンの大きさか?スマホで見たとき文字数が多くならないか?を考えるのがポイントかなと。
また、スワイプしたときに要素を動かすタイミングはどうするのか?といったこともワイヤーフレームで考えます。
3. マテリアルデザインを取り入れる
そんなGoogleですが、様々なデバイスの統一的なUI/UXを考えて、ユーザーにストレスなくサイトを使ってもらうことを考えています。
Google I/O 2014で発表された Google Design のガイドラインでは、新しいユーザー体験(UX)の考えのもと「マテリアルデザイン」を発表しました。
どのデバイスでも適用できるように統合フレームワークを作ろうとしたのが、マテリアルデザインの始まりのきっかけです。
このマテリアルデザインの概念があれば、スマホのワイヤーフレームを作成する際に、シンプルで直感的なデザインをどれだけ作成する必要があるのかを考えて作成できます。
ちなみに、ワイヤーフレームを作成する際にAdobe XDを使うこともあるのですが、Adobe XDには、マテリアルデザイン用ワイヤーフレームキットというものがあります。
参考:Adobe XDデータ
Adobe XDのワイヤーフレームキットを利用することで、自分で1からワイヤー作成することなく、すでに用意されたマテリアルデザイン用のデザインパーツを使用できます。
作業量が減り効率的になると思うので、活用してみる価値があります!
スマホ用のワイヤーフレームを作成しよう!:まとめ
スマホ用のワイヤーフレームを作成しよう!:まとめ
PCでワイヤーフレームを作るよりスマホで作成することが今後より重要になってきそうですね。繰り返しになりますが、スマホの設計から始めることでPC用のワイヤーフレームがスムーズに作れてしまうことがあります。
ワイヤーフレームの作成は慣れるのに時間がかかりますが、場数を踏むと作成が慣れてくるのとポイントを押さえておくことでスムーズに作れます。
本記事を読み少しでもスマホでワイヤーフレームを作る重要性と、作る上でのポイントについて理解できましたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。