こんな悩みに答えます。
本記事の内容
- Webディレクターを辞めたいと思う理由
- Webディレクターを辞めたいと思ったときの対策
- 対策したけど何も変わらなかった時の最終手段
そんな本記事を書いている僕も新卒としてWebディレクターとして入社しました。毎日残業や休日仕事ばかりで、1度体を壊してしまい、辞めたいと思いました。ただし、乗り越えて現在は、Webディレクター歴5年目になり、引き続き働いています。
本記事では、そんな僕の体験談を元に、『Webディレクターを辞めたいと思う理由』と『辞めたいと思ったときの対策』について、紹介します。
僕がWebディレクターを辞めたいと思ったときにとった具体的な行動と、これから辞めることを検討している人は何か参考になると思います。
目次
Webディレクターを辞めたいと思う理由
Webディレクターを辞めたいと思う理由
Webディレクターを辞めたい理由は、新卒入社と、ある程度実績を重ねたベテランのディレクターとで、それぞれ辞めたい理由が異なります。

Webディレクターを辞めたいと思う理由
新卒でWebディレクターに入社しての悩み
新卒のWebディレクターの悩みは以下でしょうか。
- IT用語がわからない。クライアントとの会話についていけない
- ディレクションの仕方がわからない
- クライアントからの要望を正確にヒアリングできない
- スキルがないので、納期が近づいているのに企画書が完成できない
- 現場のコーダー、デザイナーに正確な指示ができない
こんな感じでしょうか。(もちろん未経験の新卒で悩むことは他にもあると思いますが。)
新卒で入社したWebディレクターの悩みの多くが『スキルや経験不足』だったりします。
僕も新卒で入社した時は、圧倒的なスキル不足、実務経験のなさから何度も悩み辞めたいと思いました。
Webディレクターを辞めたいと思う理由
実績を積んだ中堅の悩み
ある程度経験を積んだWebディレクターの悩みは以下です。
- 経験も積んで大規模の案件を任される仕事が多くなり責任重大
- クライアントと制作スタッフからの板挟み
- クライアントからの急な要件変更で残業続き
- 営業からの無茶な相談をされて残業
- ミスがありクライアントへの謝罪
まだまだありますが、こんな感じです。
経験・スキルもそれなりにあるため、大規模から中規模案件のWebサイト制作の企画立案を幅広く任されます。
そのため、責任も重大であり、複数の案件を同時並行でこなさないといけないので、仕事量が増えキャパオーバーになることが多いです。
キャパオーバーになれば、誰でも辞めたいと思いますし、Webディレクターをこれ以上続けたくないと思うかもしれません。
Webディレクターを辞めたいと思ったときの対策
Webディレクターを辞めたいと思ったときの対策
上記のように、辞めたい要因はたくさんあります。もし、Webディレクターを辞めたいときには原因を明らかにして可視化して対策する必要があります。
なぜなら、Webディレクターを辞めたい本質的な原因が何なのかが明確に分かり、対策がうてるからです。
- 現場の制作スタッフに正確な指示が出せない ⇨ プログラミングスクールに通いコーディングスキルを磨く
- キャパオーバー ⇨ 上司に相談してリソースの配分を打診する
- 現場経験が足りない ⇨ 案件を任せてもらえないか上司に相談する
こんな感じで原因を整理していくことが大切です。
結構、当たり前のことなので、これをして解決すれば苦労はしないと思いますが、頭で思っていてもWebディレクターを辞めたい理由は結構たくさんあります。
なので、1つずつ辞めたい理由を書いていき丁寧に1つ1つ解消していくことが近道です。
対策をしたけど、それでも辞めたい場合は迷わず転職するのが吉
対策をしたけど、それでも辞めたい場合は迷わず転職するのが吉
『何年か経験したけど、スキルが身につかず、やはりWebディレクターに向いていない』
など対策をしたけれど、それでも辞めたい場合は、迷わず辞めるのが吉です。
なぜなら、Webディレクターは向き不向きがはっきりする職種なので、自分に合わないと思ったら、Webディレクターを辞めるのもありです。
個人的な肌感ですが、スキルの習得するスピードに個人差はあると思いますが、Webディレクターに必要なスキルや業務の流れを理解できるのに、最低で2年ほどかかる感じがします。2年ほど続けてみてスキルが身につかなければ、仕事を辞めるかの判断をしてみてもいいかなと思います。
また、個人の実績にもよりますが、Webディレクターは調査から分析まで仕事をするので、Webマーケティングにも活かせる部分が大いにあり、転職としての需要も比較的あります。
僕の知り合いでも実際に「Webディレクター ⇨ Webマーケ」に転職した人もいるので、同じWeb関連の職種に転職してみるのもありですね。
開発会社ではなく事業会社で働く選択をしてみる
Webディレクターを続けたいけど、『仕事量が多すぎる』『キャパオーバー』で辞めたいのであれば、事業会社で働くのもアリです。
Webディレクターの仕事量が多く、キャパがいっぱいになる1つとして、市場調査や競合分析など企画書を作成するのに調べたりするのに時間がかかり、どうしても仕事量が多くなります。
特に、開発会社ですと金融、美容、鉄道など様々なジャンルのクライアントを相手にしますので、その分調査やデータ集めをしたりして時間を費やすことが多いです。
さらに日々の運用もしないといけないので、この繰り返しが重なることで、残業が多くなりキャパオーバーになります。
その点、事業会社は1つのジャンルの専門分野に特化でき、集中して作業ができるので、比較的楽です。専門分野に特化できると、調査するデータも過去のものを参考にできますので、調査に時間を費やさなくていいのです。
つまり、専門分野のノウハウが貯まって行けば、仕事量が多くてもそつなくこなせるようになってきます。なので、Webディレクターを辞めたい原因が、『仕事量が多い』『キャパオーバー』であれば、専門分野に特化した事業会社に転職してみるのもありです。

僕も開発会社から事業会社に転職をしましたが、比較的、仕事量や感じるプレッシャーは少ないですよ。
Webディレクターを辞めたい時は、まずは転職エージェントに相談してみる
もし、Webディレクターを辞めたい理由が明確にわからず可視化できない場合は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントを活用するメリット
・客観的にみてくれて自分に合う会社や職位を紹介してくれる
・提出書類に関して添削などのアドバイスを受けられる
・面接指導や模擬面接を受けることができる
・内定時の条件交渉やその後のフォローを受けることができる
転職エージェントでは、自分の要望に合わせた企業の紹介や適性、そして履歴書の添削まで幅広くサポートしてくれます。
また、内定が決まった後の条件交渉やアフターフォローをしっかりしてくれる等、手厚く対応してくれますよ。
なお転職エージェントに転職を相談する際には、『なぜWebディレクターを辞めたいのか?』理由を明確にしておくといいです。
例えば、
『Webディレクターを辞めたい理由』 ⇨ 『残業が多い』 ⇨ 『残業が今の会社より少ないWebディレクターの職はないか?』 ⇨ 『実現可能な企業をエージェントが探してくれる』
こんな感じで、Webディレクターを辞めたい原因を1つずつ深掘りしていくといいです。
原因を明確に持っておくことで、エージェント側も要望に合わせた企業をスムーズに紹介しやすくなります。なので、相談前に辞めたい理由を分析しておくのがオススメです。
なお、Webディレクターを辞めたいと思って転職活動をする前に以下の本を読んでおくことをおすすめします。
本書は、本のタイトル通り、自分に最適な職場を考える上でのきっかけを与えてくれる本です。

最適な職場を見つけるヒントが発見できますので、『Webディレクターが嫌になって自分に合う最適な仕事は何か?』を考えたり、今の職場が嫌になって視野が狭くなった時に読んでみてください。
まとめ
今回は、Webディレクターを辞めたいと思う原因や思った後の対策について、僕の経験を交えて紹介しました。
Webディレクターは、正直辛い仕事であるため辞めたいと思う瞬間が沢山あると思います。ただ、これから伸びる職種であり、今後も需要のある仕事であることは間違いありません。
なので、続けていくことで自身のスキルアップや自分が成長できるメリットがあります。
ただ、そんなWebディレクターでも辞めたいと思ったら、辞めたいと思った時の原因を明確化し対策をしておくことで、転職の失敗するリスクを減らしてくれるはずです。
また、対策をしてもWebディレクターを辞めたいと思いましたら、転職エージェントに相談して自分に合うと判断できる会社や職位を紹介してもらうのがいいです。
WebディレクターからWebマーケターにシフトすることも可能性としてあるので、悩んだら転職エージェントに相談してみるのが1つの手です。
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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